私が普通自動二輪免許(限定なし)を取得したときに豊田ライディングスクールの先生や試験官に指摘されたことを基にして小型限定用にまとめたものです。
これを実践しても100%合格するわけではありませんが、参考にする分には良いと思います。
試験は2012年4月。写真撮影は、2013年5月に行ったものです。
当サイトの内容についての内容の意見や要望・指摘などは、こちらのリンク先にお願いします。
試験車両の詳細については、平針車両図鑑を参照してください。
最終更新日:2018年01月04日

試験車両
[ホンダ]CB125F、[スズキ]AddressV125(AT限定)


特別課題
技能試験では、特別課題が出され、それをクリアできない場合、減点(危険行為含む)されます。
@指定速度からの急停止(急制動)
MT車は、4速以上のギャーで30km/h、AT車は30km/hの一定速度で走行し、手前の目標地点(ロードコン)から前後輪ブレーキとエンジンブレーキによって、車輪をロックさせないで急停止区間内で安全に停止する。
A直線狭路台走行(一本橋)
直線狭路台手前の停止指定地点で一時停止し、着座姿勢により5秒以上かけて、通過する。
B坂路コースの通過(坂路発進)
停止目標に前輪を合わせて停止し、発進走行する。

ボタンをクリックするとコースが切り替わります。

Aコースの解説
最も出題確率が高いのはAコースです。最低でもAコースだけは完璧にしよう!


普通自動二輪(小型限定)Aコースの順路図です。印刷したりタブレットに入れたりしてご利用ください。

試験の前に外周を1週走ることができるならし走行がある。ならし走行は採点されないので、外周を有効活用して急制動やスラロームのシュミレーションをしよう。
ならし走行が終わったら、駐車の措置をしていったんバイクから降りる。
試験官の指示があったら、いよいよ試験開始だ!
バイクを乗るところから採点されるので、乗る瞬間から気を抜かないように!

@フロントブレーキをかけてからスタンドをもどす
Aまたぐ(右足を接地してはいけない※原則、右足接地の度に5点減点)
Bリアブレーキをしっかりかける
Cミラーを合わせる。(※必ず触れる!)
Dキーをまわす
Eエンジン始動
Fフロントブレーキをかける
G右足を地面について、ローギャーにいれる。
Hリアブレーキをかける
Iウィンカーを右に出す

右後方の目視確認をした後に発進する。
合流するまえに4本目の柱と3本目の柱の間(画像だとA区間)で右後方目視確認してから合流するのだが

柱から先に伸びている白線は踏んではいけない。事故扱いになるらしい

外周道路に合流する。ウィンカーを切り加速する。
コーナーではサードギャーである程度加速していき、適切な角度でバンクさせて曲がっていく。
直線に入ったら、4速(フォース)まであげて40km/h程度まで加速する。
コーナーの手前(おおむね坂道の出口の手前)右折のために右にウィンカーを出して右後方目視確認をしてからコーナーを利用してアウトからインに移動して右に寄せる(※センターラインを踏まないこと!)
カーブで、ブレーキ(エンブレ除く)をかけてはいけないのでカーブに入る前に速度をしっかり落とす。
センターラインに沿って走行し、坂道の入口の辺りで右後方確認後してから右折する。
踏切があるので停止する前に必ずローギャーへ入れておく。

ウィンカーを左に切り替えてから、右左、右後方の安全確認を行う。
ローギャーのまま踏切を通過する。(踏切内変速禁止)
ローギャーのまま停止線で止まる。右左、右後方の確認をして小回りで左折する。

左折したらセカンドギャーにいれつつ、巻き込み確認を行ってクランクへ進入する。
※ココは、忙しいのでニーグリップをしっかりしてふらつかないようにする事が肝要である。
進入と同時にクラッチを切って、惰性で進んでいく。速度が足りなければ、半クラッチで速度を加速する。
減速は、リアブレーキのみを使用する。
※フロントブレーキを使用すると、転倒の恐れ(大)!
クランクの最後のコーンを通過する前後で右と巻き込み確認を行い左折する。

ウィンカーを切ったら、コーナーまで短い区間をしっかり加速する。
コーナーの手前で前後輪ブレーキを使用して減速してから小回りで曲がっていく。
※惰性でいかずにしっかり減速すること!

外周直線は、4速まであげて40km/h程度は出す。
進路変更のために、謎のS字の付近で右ウィンカーを出して右後方確認をする。右へ寄せる。
障害物を通過する少し手前でウィンカーを左に切り替える。
障害物を通過するぐらいで左後方確認を行ってもとの走行ラインへ戻る。
ウィンカー出しっぱなしで、早めに速度を落としてセカンドギャーへ入れておく
巻き込み確認をして左折する。
左折と同時に右へ寄せて、ウィンカーを右に切り替える。サードまで入れてすこし加速する。
※区間が短いのでウィンカーを入れそこなわないように注意

右後方確認を行ってから右折してサードギャーでS字へ進入する。
中間地点(X印付近)でウィンカーを左に切り替えてクラッチを切り、ローギャーへいれる

S字の出口から車両1台分の位置に来たら右の確認をする。
※出口の一つ手前のパイロンを通過する時点で安全確認が始まっている必要有
安全確認が遅いとハンドル操作が遅れて軌道が大回りになる可能性あり
ここは、すぐに左折するため膨らみやすい。特に注意が必要である

S字の右側を通ると、膨らみにくい。

膨らまないように気をつけて左折する。
※ここの左折で巻き込み確認は必要ない。
左折と同時に右に寄せてウィンカーも右へ切り替える。
ここの交差点は一時停止なので、停車するまでにローギャーにいれておくこと!
右左、右後方確認を行ってから右折する。
右折したら、左に寄せながら走行。ウィンカー出しっぱなしで加速していく、謎のS字の辺りで左後方目視確認(外周道路)して外周道路に合流する。
※なお、この合流ではどちらのウィンカーでも良い。
このとき、まっすぐ合流すると逆走とみなされる場合があるのでいったん左折してから外周道路に入る。

3速でコーナーを曲がっていき曲がり終えたら即座に4速に入れメーターを見ながら30km/hへ加速する。
メーターは、実際の速度よりも低く表示されたり反映されるのが遅かったりするので
メーター表示だと33km/hぐらいだと良い。
どこで、速度を測定しているのかというと急制動のパイロンの手前になにやら埋まっているのがわかる。
このセンサーのA地点からB地点を通過する時間を計算して速度を出しているそうです。
自動取り締まり機のループコイルみたいなものでしょうかね。

コーンを通り越したら前後輪ブレーキをかけて停車する。
前7:後3ぐらいの割合出かけると良い。前輪ブレーキは一気にかけるとタイヤがロックしてしまうので

ジワーっとかけてからグィっとかける感じで行く。
エンストする直前にクラッチを握って停車するとエンストしないので見栄えが良いから出来ればしたい。
しかし、急制動でエンストしても点数は減点されないので、わざとエンストさせるのも一つの手だ。
クラッチを握るとエンジンブレーキが利かなくなるのでその分制動距離が伸びてしまう。

急制動は、停止線に合わせて止まるのではなく停止線までにできるだけ短い距離で止まることが目的なので
停止線より手前で止まれそうだからといってブレーキを緩めたりしないよう!!
停止位置は、一番手前の「」(8m)。

ローギャーに入れて右ウィンカーを出す。
右後方目視確認を行って即座に発進する。
最初のひと吹かしで、スグにセカンドギャーに入れて右後方確認をしてから右折する。
右折したら、右に寄せてスグに左右の確認。
右折する。
右折と同時に左に寄せてウィンカーも左に切り替える。すのまま交差点までの短い区間をしっかり加速する。
交差点の手前(一本橋出口付近)でクラッチを切って右確認と巻き込み確認をして左折する。
左折するとスグに交差点なので、右を確認して左折する。
※巻き込み確認不要
左折の連続だが、膨らまないように!しっかり左に寄せる

左折すると、スグに障害物があるので左ウィンカー出しっぱなしで障害物をよけて障害物を通過するのと同時ぐらいに 車線変更のために左後方安全確認をして、左に車線変更をして障害物を通過する。
障害物を通り過ぎたら、元の走行ラインへ戻る。
左ウィンカーを出しっぱなしで走行していく。
スラロームの出口付近でクラッチを切り、セカンドに落として交差点の手前で巻き込み確認を行い左折する。
※速度が速すぎると次の左折が曲がりきれない可能性があるのでしっかり速度を落とす
一本橋に入るために左折して、一本橋の手前の停止線に合わせて停車するが、停車する前に必ずローギャーにいれること!


小型限定は、5秒以上なので落ちない事を最重視してください。
普通の速度でいけば、まずクリアできます。目線を遠くして減速はリアブレーキのみを使用
後輪が一本橋を降りるのと同時ぐらいに左ウィンカーを出して右後方確認をする

道路に合流したら左に寄せておく。スグに交差点なのでクラッチを切り、右と巻き込み確認をする。
交差点を左折しつつ右に寄せる。左折したらスグにウィンカーを右に切り替えてクラッチを切り、右と左の安全確認を行う。
右折したら、右に寄せます。ウィンカーは出しっぱなしでいきます。坂道まで短い区間ですが最低サードまで入れてしっかり加速しましょう。
中央道路との合流付近で右後方確認をして右折します。
ポールの手前で止まります。停車するまでに必ずローギャーへ入れておくこと。
右後方確認をしてから、アクセルを多めに吹かして発進。
すぐに右に寄せます。※右後方確認は必要ない。

一時停止なのでしっかり停止線の手前で停車する。
右左、右後方を確認して右折する。
短い区間だがセカンド以上で加速する。左折したらスグに左ウィンカーに切り替えて、巻き込み確認をしてから、ゴールへ帰還する。

停車する前に必ずローギャーへ入れておき、停止線の間にタイヤが収まるように停車する。




@前後輪ブレーキをかけて停車する。
Aウィンカーを切る。
B右足をつく。
Cニュートラルに入れる。
Dリアブレーキをかける。
Eキーをまわしエンジンを切る。
Fフロントブレーキをかけたまま、おりる。
Gスタンドをおろす。
Hハンドルを左へきる。
試験官のもとへ・・・。

Bコースの解説
Bコースだったら運が悪いが、逆境を克服できるようにしよう!


普通自動二輪(小型限定)Bコースの順路図です。印刷したりタブレットに入れたりしてご利用ください。

試験の前に外周を1週走ることができるならし走行がある。ならし走行は採点されないので、外周を有効活用して急制動やスラロームのシュミレーションをしよう。
ならし走行が終わったら、駐車の措置をしていったんバイクから降りる。
試験官の指示があったら、いよいよ試験開始だ!
バイクを乗るところから採点されるので、乗る瞬間から気を抜かないように!

@フロントブレーキをかけてからスタンドをもどす
Aまたぐ(右足を接地してはいけない※原則、右足接地の度に5点減点)
Bリアブレーキをしっかりかける
Cミラーを合わせる。(※必ず触れる!)
Dキーをまわす
Eエンジン始動
Fフロントブレーキをかける
G右足を地面について、ローギャーにいれる。
Hリアブレーキをかける
Iウィンカーを右に出す

右後方の目視確認をした後に発進する。
発進したら、即座にギャーを2速に入れて左後方確認をする。
本線に合流するのだが、斜めに行き過ぎると逆走になる可能性があるので注意

3速まで入れて加速する。すぐにカーブになるのでフロントブレーキも使いしっかり減速する
惰性で曲がっていかないようにメリハリをつけることが大事
カーブは、大回りしないように小回りする。

直線は、ギャーを4速にして速度をしっかり出す(40〜45km/h推奨)
障害物があるのでウィンカーを右に出して右後方確認をして進路変更
謎のS字付近で右ウィンカーを出し、右後方目視確認をして右に車体を寄せる※センターラインを超えない!踏まない!

障害物を通過する手前で左にウィンカーを切り替えて左後方目視確認をする。
左に進路変更して元走っていた走行ラインへともどり、ウィンカーをきる。
フロントブレーキで安全に曲がれる速度に落とした後、ギャーを3速にしてカーブを曲がっていく
ウィンカーを左に出してしっかりフロントブレーキも使いしっかり速度を落とす
S字に入る30m手前で左ウィンカーを点灯する。
巻き込み確認は、波状路の出口(X印)の辺りで行う。速度を落としてから、3速のままS字に進入する。

中間地点(X印付近)でクラッチを切る。

セカンドギャーに落とす。
S字の出口から車両1台分の位置に来たら左右の確認をする。
※出口の一つ手前のパイロンを通過する時点で安全確認が始まっている必要有
アクセルを吹かしてS字を左折する。安全確認が遅いとハンドル操作が遅れて軌道が大回りになる可能性あり
左折したら直ちに、右側に寄せてウィンカーを右に切り替える。
右後方を確認して右折して一本橋へ向かう。
一本橋の手前の停止線に合わせて停車するが、停車する前に必ずローギャーにいれること!

小型限定は、5秒以上なので落ちない事を最重視してください。
普通の速度でいけば、まずクリアできます。目線を遠くして減速はリアブレーキのみを使用
後輪が一本橋を降りるのと同時ぐらいに右後方確認をする
※Bコースはウィンカーは必要ありません。

道路に合流したらスグに交差点なのでクラッチを切り、左右の安全確認をする。
交差点を通過したらスグに右ウィンカーを出して右後方確認をした後で右へ寄せる。
右左の確認をしてから右折していく。
踏切があるので、停車するまでにかならずローギャーへ入れておくこと。
右左、右後方の確認をしたら、発進。踏み切り内は、変速禁止!
踏切を通過したら、ローギャーのまま、なめらかに右に寄せる。
※右後方確認は必要ありません
停止線で停止して、右左、右後方安全確認をして右折する。
右折したら右に寄せて、すこし加速する。
右後方確認をしてから、右折してサードでクランクへ進入。
進入と同時にクラッチを切って、惰性で走行する。
真ん中辺りで、セカンドに落としてウィンカーを左に切り替える。
クランクの最後のコーンを通過する前後で右と巻き込み確認を行い左折する。
スグに交差点になるため、クラッチを切り、右と巻き込み確認を行う。
交差点を左折していくが、このときは膨らまない事!
スグに外周との交差点になるので右と巻き込み確認を行い左折する。
左折したら、しっかり加速する。ウィンカーはつけっぱなし。
踏切の道の辺りで前後輪ブレーキを使いしっかり速度を落とす。
巻き込み確認をして左折する。
ポールの手前で停車するが、停車する前に必ずローギャーへ入れること!
右後方を確認して、いつもより多めにアクセルを吹かして発進する
一時停止で停車する。右左、右後方を確認してから左折する。
外周道路ではなく、真ん中の道路へ行く。
※左折するときに膨らまないように注意
ウィンカーを消して、交差点までの短い区間をしっかり加速する。
前後輪ブレーキでしっかり速度を落とし、クラッチを切ってセカンドに入れる
交差点の手前で右左を確認してから、再び加速する。
しばらくいったら、右ウィンカーを出してから右後方確認をして右へ寄せる。

外周交差点の手前にいくまでに前後輪ブレーキでしっかり速度を落としてクラッチを切ってセカンドに入れる。
右左と右後方の確認をしてから中心の内側に沿って右折する。
※必ず▽に沿って右折すること!道が斜めになっているためショートカットしたくなる気持ちを抑える

ウィンカーを切ります。外周直線では、4速まで上げて40km/hまで加速します。
コーナーの手前で、前後輪ブレーキを使い、曲がれる程度に速度を落としてサードギャーで曲がっていきます。
コーナーを曲がりきったらスグに4速に入れて30km/hまで加速する
メーターは、実際の速度よりも低く表示されたり反映されるのが遅かったりするので
メーター表示だと33km/hぐらいだと良い。
どこで、速度を測定しているのかというと急制動のパイロンの手前になにやら埋まっているのがわかる。
このセンサーのA地点からB地点を通過する時間を計算して速度を出しているそうです。
自動取り締まり機のループコイルみたいなものでしょうかね。

コーンを通り越したら前後輪ブレーキをかけて停車する。
前7:後3ぐらいの割合出かけると良い。前輪ブレーキは一気にかけるとタイヤがロックしてしまうので

ジワーっとかけてからグィっとかける感じで行く。
エンストする直前にクラッチを握って停車するとエンストしないので見栄えが良いから出来ればしたい。
しかし、急制動でエンストしても点数は減点されないので、わざとエンストさせるのも一つの手だ。
クラッチを握るとエンジンブレーキが利かなくなるのでその分制動距離が伸びてしまう。

急制動は、停止線に合わせて止まるのではなく停止線までにできるだけ短い距離で止まることが目的なので
停止線より手前で止まれそうだからといってブレーキを緩めたりしないよう!!
停止位置は、一番手前の「」(8m)。

ローギャーに入れて右ウィンカーを出す。
右後方目視確認を行って即座に発進する。
最初のひと吹かしで、スグにセカンドギャーに入れて右に寄せてから、右後方目視確認をして右折する。

すぐに交差点なので右左の安全確認をしてから右折する。すぐに左にウィンカーを切り替えて、最低セカンドで短い区間を加速する。
左折の連続だが、膨らまないように!しっかり左に寄せる

左折すると、スグに障害物があるので左ウィンカー出しっぱなしで障害物をよけて障害物を通過する。障害物を通過したら、左後方目視確認を行い、元の走行ラインへ戻る。
交差点の辺りで右ウィンカーを出して右後方目視確認をした後で右に寄せる。

ゴールへ帰還する。このとき、ポールから伸びている白線を踏まない事。


停車する前に必ずローギャーへ入れておき、停止線の間にタイヤが収まるように停車する。



@前後輪ブレーキをかけて停車する。
Aウィンカーを切る。
B右足をつく。
Cニュートラルに入れる。
Dリアブレーキをかける。
Eキーをまわしエンジンを切る。
Fフロントブレーキをかけたまま、おりる。
Gスタンドをおろす。
Hハンドルを左へきる。
試験官のもとへ・・・。



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